インドカレー (Indian Curry)

Indian Curry Hero
Indian Curry Hero

スパイスの鮮烈な香り、タンドールで焼かれた熱々のナン。イギリス海軍経由で伝わったとろみのある「日本のカレー」とは全く異なる、本場インドのスパイスと情熱が息づく「インドカレー」は、現代の日本で熱狂的な支持を集めています。

革命と愛がもたらした本格カレーの歴史

日本のカレーには2つのルートがあります。1つは明治時代にイギリス海軍から伝わった洋食としてのカレー。もう1つが、1915年にイギリスの追手から逃れて日本に亡命したインドの独立運動家、ラス・ビハリ・ボースがもたらした本場の味です。彼を匿った東京のパン屋「新宿中村屋」で提供された「純印度式カリー」は、当時の日本人に衝撃を与えました。小麦粉でとろみをつけたシチューのようなカレーとは違う、骨付き鶏肉と本格スパイスの香りは、まさに革命の味でした。

必須の付け合わせ

  • 福神漬け(ふくじんづけ): 大根やナスなど7種の野菜を甘辛く漬け込んだ、カリカリとした食感がカレーの辛さを中和します。
  • らっきょう: 甘酸っぱく漬け込まれた小粒のネギの仲間。濃厚なルーの合間の最高のお口直しです。

カレーを美味しく食べる作法

Indian Curry Step
Indian Curry Step

  1. スプーンを使いこなす: お箸の国である日本ですが、カレーは大きな欧風スプーンで食べるのが鉄則。ご飯とルーの境目から、少しずつすくって食べ進めます。
  2. ナンは手でちぎって: インドカレー店で提供される巨大なナンは、右手で一口大にちぎり、カレーにつけて味わいます。
  3. 二日目のカレーという文化: 家庭料理としてのカレーは、「一晩寝かせた二日目が一番美味しい」と言われます。スパイスと旨味が馴染み、奥深い味わいに変化します。

⚠️ 絶対に避けるべきタブー

Indian Curry Taboo
Indian Curry Taboo

⚠️ 食べる前に「全部混ぜる」のはNG: ご飯とルーを食べる前に全体をグチャグチャに混ぜ合わせるのは、「汚い(見た目が美しくない)」とされ、日本の食卓ではタブーです。スプーンの上でその都度、ご飯とルーを合わせましょう。

⚠️ お米を一粒でも残すのは失礼: 日本の食文化において、お米を残すことは農家への冒涜とされます。カレールーで隠れがちですが、お皿はスプーンで綺麗にすくい切りましょう。